みなさま、こんにちは。
あんど鍼灸整骨院です。
猛烈に暑い日が続いておりますが体温調整、水分補給、適度な休息、室温調整、塩分補給等に気を付けて十分な熱中症対策をお願いします。
意外にも室内での熱中症の発症の方が多い傾向ですのでクーラーを有効活用して下さい。
今回は
「痛みの原因って何?」
についてです。
良く患者さんに痛くなった原因を探ろうとお話を聞くのですが結局原因がよく解らない事が多いです。
転倒して捻挫した、どこかに強くぶつけた、何かの勢いで強く伸ばした
これは明確に原因が解るので説明もし易いですし患者さんも理解し易い。
厄介なのは何もしてないのに痛くなったとか、いつもの通りの行動や動作で痛くなってしまった場合です。
顔を洗おうと前かがみになった時に腰に痛み
手を伸ばして物を取ろうとした時に肩に痛み
普通に起き上がろうとした時に背中に痛み
何もしてないのに急に痛くなった
いつもと同じ行動や動作なのに何故痛くなるのか?
痛くなる時と痛くならない時の差って?
毎日仕事で重い物を持つ方がある日物を持ち上げた時に腰を痛めました。
「重い物を持ち上げた時に腰痛めたわ~」
「やっぱり重い物持ったら腰痛めるわ~」
じゃ、何故毎日重い物を持ち上げてるのにその日だけ痛めたのか?
それは重い物を持ち上げたのは痛みの原因ではなく痛みのきっかけなのではと考えます。
身体が限界まで来てたとか筋肉の状態が痛みの出る寸前だったのでしょう。
本格的に痛くなる前に何かしらの不調や異変を感じたら医療機関での診察をおススメします。
ま、そんなのが事前に分かったら苦労しないんですけどね。
痛みの原因を見つけるのも大切ですけど痛みに対してどうしていけば良いか?だと思います。
追記
「~したら痛くなる」とか「こうなったら悪くなる」とかの考えは無い方が望ましいと思います。
思考の中でのマイナスな条件反射
重い物を持ち上げて腰が痛くなった方は次に重い物を持つ時に怖くなりますもんね。